新柳の教え

人生を楽しく幸せに生きるための知恵、教え、考え方をお伝えします

成功者とは恥ずかしさを忘れた人

みなさんは成功者を目指していますか?

そりゃ成功できるなら成功したいよと思う人が多いと思いますが、現状に満足しているので特にそういう気持ちはないという人もいるかと思います。

 

今日は成功したいんだけどなかなか一歩を踏み出せない人、一歩踏み出したがなかなか進めないという人に対してエールを送りたいと思います。

 

まずここでいう成功者を簡単に定義します。

・好きなことをやっている人

・世の中の役に立っている人

・年収5000万円以上稼いでいる人

 

これは本稿における仮説であり、みなさんに何となく共通感覚を持ってもらうものであることをご了承ください。

 

私は今まで多くの成功者に会ったり本を読んだりしてきました。

そして共通点は恥ずかしいという感覚を持っていないという発見をしました。

大勢のセミナー参加者を前に大声を出したり、自分の失敗談を語ったり、踊ってみたりします。

セミナーでは1番前の席に座り、必ず質問をするという話もよく聞きます。

 

どこかで恥ずかしさを克服したのか、元々恥ずかしいと思っていないのか、やりたい気持ちが強くてそんなことに意識がいかない、なのかわかりませんがとにかく成功者と他の人の違いの大きなポイントだと思っています。

 

成功には恥ずかしさは要らないし、あると邪魔になることは間違いなさそうです。

 

恥というのは人間が最初から持っているものではなく、生きていくうちに誰かから刷り込まれるものです。

公共の場で親が子供に「大声を出すと恥ずかしいからやめなさい」というのが典型的な例です。

これで子供は公共の場で大声を出しちゃいけないんだということを学習します。

そして子供は元々声が大きいですから、声の調整が難しいと感じた子供は声を出すこと自体をやめる可能性もあります。

人前で発言することが苦手な人はこうして作られていきます。

 

これは1つの例ですが、どうも恥というものを忌み嫌って避けようとする考えが世間の底流に流れているように見えます。

 

一説には恥は儒教の教えで、日本、中国、韓国など元々儒教が普及していた国家は大きな影響を受けていると言われています。

ただ、アメリカ人が恥ずかしい感覚を持っていないということもないので、あまり関係ない気もしています。

 

多くの人がセミナーで1番前の席を避けたり、質問をしなかったりするのはこの恥ずかしいという感情のせいです。

そしてこれを取り払わない限り成功者にはなれないです。

意識して取り払うべきものなのか、夢中になれば自然になくなっていくものなのかはよくわかりませんが、どちらにしろ恥の感覚を大切に持っているよりは取り払う方向に向かった方が良さそうです。

 

今日は恥ずかしさが自分の成功を妨げていて、それを克服すれば成功に一歩近づけるということをご理解いただければ幸いです。